HUAWEI WATCH 4にガッカリした話。スマートウォッチ専用の電話番号なんて使う?
2023年の11月に、ファーウェイから新型のスマートウォッチであるHUAWEI WATCH 4が発表・発売されました。
ファーウェイと言えば、米国の制裁による影響でまともにスマホを開発できなくなってしまい、日本ではすっかりスマートウォッチや完全ワイヤレスイヤホンといったウェアラブルデバイスにメーカーになってしまっていますね。
そんなわけでスマートウォッチというジャンルではかなり頑張っているファーウェイなんですが、正直新型が出てもちょっと代わり映えしなくなっているというか、マンネリ化しているというか、細かくラインナップを分けているせいで似たようなモデルが増えてしまっていました。
なのでHUAWEI WATCH 4の登場についてもあんまり期待していなかったんですが、かなり興味をそそられる機能が搭載されていたんです。
そう、通話機能!
HUAWEI WATCH 4は約3年ぶりの通話できるHUAWEI端末…のはずだった
前述の通りファーウェイは日本ではもうすっかりスマホを出していません。
いつから出していないかというと、2020年のHUAWEI P40 Pro 5Gが最後。つまり、HUAWEI WATCH 4は約3年ぶりの電話ができるスマートウォッチというわけです。
特別ファーウェイがめちゃめちゃ好きってわけではないですが、個人的にはよいガジェットを作るメーカーだと好意的に見ていたので、HUAWEI WATCH 4には結構ワクワクしました。
仕様をチェックするまでは。
まさかのスタンドアローンナンバー
そう、HUAWEI WATCH 4はせっかく通話に対応しているのに、スタンドアローンナンバーとしてしか使えない仕様でした。
スタンドアローンナンバーと通常のスマートウォッチの通話機能の違いについては、以下の記事がわかりやすく解説しているので参考までに。
参考サイト▼
通話機能付きスマートウォッチのおすすめ8選。eSIM対応モデルも紹介 | スマホジャム
平たく言うと、ドコモのワンナンバーやauのナンバーシェアといったスマホと番号を共有するサービスが使えないということ。
つまり、誰かからかかってきた電話をHUAWEI WATCH 4で応答したい場合、HUAWEI WATCH 4専用の電話番号にかけてもらうしかありません。
当然、こちらから電話をかける場合も、すでに持っている番号ではなく専用の番号からの発信になります。
これはさすがに使いにくいですよね…。すでに自分の番号を知っている人達全員に電話番号を伝えたとしても、スマホの番号とウォッチの番号のどっちにかけてくるかはその人次第なわけですから。
理想は、どちらで応答するかを応答する側が選ぶこと。つまりスマホとウォッチで番号を共有することです。
「面白そうだし買ってみようかな~」と気持ちが少し揺れていたのですが、便利に活用できているシーンが想像できず熱はすっかり冷めてしまいました。
まあ、これでファーウェイとしても通話機能付きスマートウォッチを出した実績ができたわけですから、次のHUAWEI WATCH 5ではぜひともこの仕様は改めてもらいたいですね。
制裁解除からのスマホ投入が理想ではありますけど。
Galaxy Z Flip4が日本でも発売されたけど、Flip3と何が違って何が変わったんだろう
Samsungの折りたたみスマホの新型モデル、Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4が日本でも発売になりました。
Foldは相変わらず高すぎてスマホに払う値段じゃないのでその時点で論外なんですが、Flipの方はまだ現実的な価格なのでApple信者の私もチラチラチェックはしています。
それにしても、今回のFoldやFlipって、前のモデルからどの辺が変わったんでしょう。
Galaxy Z Flip4
まずはGalaxy Z Flip4なんですが、ぶっちゃけほとんど変わっていないですね。
メインの折りたたみ画面も外側のサブディスプレイもサイズは同じ、何なら本体サイズも変わりません。
カメラ構成(1200万画素の広角と超広角)も変わらず、メモリ容量8GBも据え置き。もちろん、SoCは最新のSnapdragon 8+ Gen 1になっていますが。
逆に変わったところ挙げるなら、まずは外観が光沢系からマット系になったこと。Z Fip3は全体が光沢&フレームがマットだったのに対して、Galaxy Z Flip4は全体がマット&フレームが光沢になっています。
こちらのレビュー記事が写真多めでわかりやすいかと↓
あとはGalaxy Z FLip3と比べてバッテリー容量が微増しているっぽいですね。3はかなり電池持ちが悪かったみたいですが、Galaxy Z Flip4はだいぶ改善されているとか。
あとはソフトウェアが最新なくらいで、正直これといって目新しさがない…。
折りたたみスマホなんだから、もっと折りたたみの部分に進化が欲しいよね。
Galaxy Z Fold4
続いてGalaxy Z Fold4ですが、こっちもこっちで大した変化がないんですよね…
画面サイズは表も裏も変更なし。ただし、解像度やアスペクト比が微妙に変わっていて、形状が変わったおかげでGalaxy Z Fold4の方がかなり持ちやすくなっているとかいないとか。
あとカメラ。
12MPだったメインカメラは50MPに解像度がアップ。望遠カメラも光学2倍から3倍に向上して、デジタルズームが最大30倍まで対応しています(超広角カメラは変化なし)。
パフォーマンス面はSoCが変わったくらいでメモリもストレージも共通、バッテリー容量も同じみたいです。
相変わらず20万円超えのゲーミングパソコンのような価格なので全然買う気が置きませんが、Flip4よりは進化していますね。
買うか?買わないか?
結論:買わない笑
買うならやっぱりFlipなんだけど、実質のマイナーチェンジモデルに15万は出せないですね。
Galaxy Z Flip5に期待です。
Apple製品の旧価格・新価格の比較とまとめ。iPhoneやAirPods、iPadなどが一挙に値上げ…
衝撃でしたね。
Appleが2022年7月1日、日本国内で販売しているあらゆる製品を一挙に・大幅に値上げしました。
iPhoneやiPad、MacBookシリーズなどの主要製品はもちろんのこと、AirPodsシリーズやApple Watchシリーズなどの周辺機器もまとめてガツンと値上がりしています。
Amazonや一部のECサイトなど、値上げ前の価格で販売されているサイトも一部あるようですが、数日もすれば統一されてしまうでしょう。
一応、私もiPhoneやiPadを使っているAppleユーザーのひとりなので、あとで自分で見返せるように私が所有しているApple製品シリーズの旧価格・新価格をまとめておきたいと思います。
Apple製品の旧価格・新価格の比較とまとめ
まずは最も打撃を受ける方が多そうなiPhoneの価格から行きましょう。
各iPhoneやiPadなどはストレージによって価格が異なりますが、基本的には最低価格で比較していきます。
iPhoneシリーズ
5万円台だから安さがあったiPhone SEも残念ながら6万円を突破。
iPhone 13 Pro Maxや13 Proは元から高価なモデルですが、さすがに約16万円というのはインパクトありますね。
iPadシリーズ
最も安かった無印iPadは約5万円に、機能と価格のバランスが取れたいわゆる「コスパが良い」と言われていたiPad miniも7万円を突破。
12.9インチのiPad Proに関してはしれっとiPhone 13 Pro Maxと同じ価格になっています。
シンプルにたっかいですね。
ちなみに、Apple PencilやMagic Keyboardなどのアクセサリ類もちゃっかり値上げされています。Apple Pencilは約4,000円アップ、Magic Keyboardに関しては1万円以上…。
AirPodsシリーズ
個人的にはAirPods Proの値上げが一番しんどい。Appleにしては割とまともな値段のガジェットだったのが、ちょっとAppleらしくなってしまいました。
AirPods Maxもまさかの8万円台に到達。まあ、AirPods Maxに関しては完全に信者向けのアイテムだったので気にはなりませんが。
Apple Watchシリーズ
個人的に購入しようか検討していたApple Watch達。残念ながら今の状態で買うことはなさそう。
めちゃめちゃ高い!ってわけじゃないけど、昨日より急に1万円高くなりましたって急に言われた、ねぇ…。
まとめ
以上、Apple製品の新旧価格比較まとめでした。
円安はガジェット好きにとってとんでもない向かい風になりそうですね。
8月にはGalaxyの新製品発表もあるはずですが、個人輸入とかしている方はかなり厳しいんじゃないでしょうか。
ノートPCにノッチはダメじゃない?ノッチ付きのMacBook Pro(2021)登場に思うこと
現地時間10月18日にAppleが開催した新製品発表イベント「Unleashed.」 にて、大方の予想通りMacBook Pro(2021)が発表されました。
発表されたMacBook Proは14インチと16インチの2種類で、それぞれCPUにはApple独自のプロ向けチップ 「M1 Pro」 「M1 Max」 を搭載。これでパフォーマンス向上にはめちゃめちゃ期待できそうなんですが・・・。
なんでディスプレイにノッチ付けたの!!!?
ノッチ付きMacBook Proが爆誕
これが新型MacBook Pro(2021)のディスプレイ。(画像はAppleのNewsroomから)
上部中央にバッチリとノッチが搭載されております。当然ノッチの中にはWebカメラが搭載されていますが、どうやらそのWebカメラがフルHDの解像度で結構高性能らしく、上部の細いベゼルにはパーツを収められなかった様子。
ちなみに、普段はノッチ左右にはメニューバーを表示して、アプリを使用中はノッチの左右が真っ黒になるのでノッチは気になりませんよ~っていうのがAppleの言い分。Androidにノッチが輸入された際も、設定やアプリで似たようなことができましたね。
MacBook Pro(2021)のうち14インチモデルの解像度は3,024x1,964ピクセルで、16インチモデルの解像度は3,456x2,234ピクセル。
MacBook Pro(2021) 14インチ | MacBook Pro(2021) 16インチ | MacBook Pro(従来機) 13インチ | |
解像度 | 3,024x1,964 | 3,456x2,234 | 2,560x1,600 |
アスペクト比 | 約16:10.4 | 約16:10.4 | 16:10 |
従来モデルのMacBook Proと比べると縦方向の解像度が微妙に増えているので、ノッチ周辺真っ黒状態が従来と同じサイズだよってことみたいですね。
これ、Apple好き・MacBook好きの方(あえて信者とは言いません)はどう思ってるのでしょうかね。スケーリングした際の挙動は不明ですが、純正以外のアプリだと思うような表示にならないシーンもあるかと思いますし、ノッチは目立ちませんと頑張って主張するくらいなら、上部のベゼルは太くてもいいと個人的には思います。
ディスプレイの下層にカメラを搭載するスマートフォンも登場し始めて、iPhoneユーザーでさえも「ノッチが早くなくなるといいなぁ」と思っている方が増えてきているタイミングでノッチ付きデバイスを投入してくるとは、結構思い切ったことやってるな、と個人的には思います。
まあ、Appleは画面内指紋認証にもそこまで積極的には見えませんし、ノートパソコンもしばらくはこのスタイルでいくのかもしれませんね。
ちなみに、何かとライバルとして名前が挙がるサムスンは、ノートパソコンのディスプレイ下層にWebカメラを内蔵してベゼルをギリギリまで広げる技術を発表済みです。
ノッチ以外は凄く魅力的
ノッチに関してはケチを付けてしまいましたが、MacBook Pro(2021)のその他の点については結構好意的に見ています。
個人的に特に嬉しかったのはインターフェース周り。Thunderboltの他にHDMIポートとSDカードスロット、そして待望のMagSafe 3。USB type-Cポートからの充電にも引き続き対応しつつ、MagSafeから充電すればさらに高速な充電ができるみたいです。
あとは何と言ってもTouch Barの廃止。どう考えても「最先端を行ってる感」を演出するためだけの装置にしか見えなかった忌々しきTouch Barが撤廃されて、一般的なファンクションキーが返ってきました。Proと名の付くモデルである以上、キーボード周辺は奇をてらったことはしない方がいいと思うので、これで正解だと思います。
まとめ
自分はProモデルを使う程ハードな使い方をしないので、今回のMacBook Pro(2021)はスルーですが、もし今後ほかのMacBookシリーズにもノッチ搭載の流れが受け継がれていくようならよくない方向の悩みどころが増えてしまいそうです。